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啓蟄

古武術稽古会 柳心会 2022年3月5日 稽古録

暖かくなってきたせいか予定より早く起きてしまい、その結果二度寝で余計に眠くなってしまった朝。稽古場で予定通りにトレーニングをして目を覚まして準備万端。

:膝の緩みから軽い杖舞へ。この動きをする際は、足首・膝・股関節を緩めてお尻で動きを誘導すると良い感じに。掛かり稽古で巻落各種を練習。
型:飯縄の動きを基本に手数を増やして型を構築してみる。稽古してみて上手く整える事ができれば採用かな(忘れなければ……)

柔術:軸立、呼吸法と行って受け身へ。前廻受け身をする際に工夫を凝らして今日は練習。何人か良い感じで廻れていたので良かった。肩抜各種は稽古を重ねながら対人対応力もゆっくり磨いて貰えればありがたいと思う。

前廻り受け身

型:肩返を練習。柳心会の基本としては、受けの中心へ縦に真っ直ぐ取りそのまま崩す動きとなります。観ると肘・肩・中心へ繋げて、横へずらしてしまう動きが見受けられるので注意が必要。

剣術:上段付斬の前後を剣と体の一致を意識して練習。今日の稽古は切返・切落・中心立と基礎の動きに時間をかけて確認。
切返:各自の段階がありますが、繋がりを切らさず緩まない様に。
切落:基本は受けの中心を取ります。小手まで切り過ぎない。
中心立:交点を縦に受けの中心へ。下へ、横へずらさない様に各自の工夫が必要。

 型:基本組太刀一本目・引疲・獅子乱(部分)
基本組太刀一本目:最後の袈裟打ちは、袈裟切落で勝ちを得るので、打ちを待って動く。
引疲:寄太刀で大切なのは。左肱の緩みになります。居合における鞘引きの動きそのままとなります。後傾も軽くやるのがポイントです。
獅子乱:初伝遣いの最重要ポイントを練習。この動きが身に付いてくると慌てなくなるので頑張りましょう。最後に練習した動きを確認したら全員良くなった。師匠の動きをよく見て分解して考え、工夫したものが形になるのは嬉しいものだ。

居合:坐構・坐居合一本目・各自の課題型
 動かない身体を結果優先で動かすのではなく、動かない事実を知り認識して要求を満たして動く様にする。その事が各自の工夫であり稽古となる。自分自身まだまだ、慌てずじっくり浸ることも大切。
 坐居合八本目の切先返をする際の左手は固定しなし様に注意が必要。あと親指の位置も注意して下さい。坐居合十本目の切付は止まる様に、流れで二ノ斬りに入らない様に。メリハリが大切です。