稽古はストレッチから。自分の軸を意識しながら、両指先から伸ばして肘、肩甲骨、背中、両足と繋げて上へ伸ばして行く。数秒維持して、胸を緩めながら下へ落として行く。注意点は腰を伸ばさない様に。
体術
・膝の緩み・半身構え(入替)・体捌・受身各種
受身は前受身からの切替。軸を意識して、頭部を守る様に。前廻はお尻の位置の違いを解説。とは言ってもまずは頭部を入れ込む事と柔らかく回る事。守れるようになる事が第一で、その後はそれぞれの好みの問題。地面に対して柔らかくが信条。
居合術
・腹抜・・・鞘引の流れを丁寧に確認。腹を柔らかく撫でる様に、外側に開かずに最後は鞘を縦に落とす事。
・刀法・・・柳心会として整理した中から五つ稽古。多拍子で一つ一つ確認しながら一致を心掛けて、刀のラインに注意して。
・立居合術・・・一本目から三本目。一本目は正面斬り、二本目は切上、三本目は横払。横払の刀先の位置を気を付ける事、刀は水平になる様に。
基礎・基本の部分はどの段階でも確認が必要。出来ていると思うところに落とし穴があったりするので、段階ごとの初心に戻る心持が大切。立居合では柄頭の扱いを大切に出来れば、初級としてはまずまず。
剣術
・素振り・・・正面斬り(1)(2)と袈裟打ち
・重さの乗せ方・・・袈裟打ちで稽古。両腕を延ばす、撞木足の形、刀先を意識する。そして刀先を活かしながら体と刀を一致させて斬りを入れて行く。腕で刀を扱うのではなくあくまでも体で扱う感覚が大切。
・斬返・・・通常打ちから間詰も久しぶりに。斬返の稽古で、動きの中での刀と体の一致、実際の重さの乗せ方などを磨いて行く。間詰は腕で行うと刀が何処かへ行ってしまうので、体捌を知るには丁度良いかも。
・型稽古・・・久しぶりに基本組太刀一本目と三本目。打太刀は先を取って行く、仕太刀は待つ事。呼吸は合わせても同調はしない様に注意が必要。その都度の稽古の主題を大切に出来れば稽古は変わるモノ。脚斬も部分稽古として少し練習。