居合稽古
1月の稽古で柳心会での居合術の整理を少し進める事が出来たので、それを踏まえて重ねて行ければと思う。刀法と基本型を中心にしながら、坐居合の段階稽古の工夫と自身の方向性の確認。
久しぶりにNさんが参加してくれたので、剣術の基礎を少し行う。構え・素振りを中心にしながら華車刀も少し稽古。華車刀での足切り、腰斬り時の体の使い方も。
居合術
抜きと納刀・・・相手を捉える速さを作るには、丁寧な抜きが大切になります。柄を持つ手で抜くのでは無く、鞘の捌で抜く事を知るために始めは大きく丁寧に抜くを心掛けます。逆手納刀と縦納刀の違いを混合させない様に注意が必要。
基本刀法・・・三拍子の抜きで稽古。慣れてくると拍子を短くしがちなのでそこを見落とさない様に。刀と体の一致を大切に。切先を活かす様に刀を扱う。基本刀法の稽古はその先の型稽古の基礎になるので、動きの理解が進んだら数稽古をしっかりやりたいところ。
基本型・・・正面斬・本腰・月影の手順の確認から、手順を覚えたら一刀目の違いを意識する様に。袈裟斬りのラインをどの様に作るか各自工夫が必要。
坐居合・・・動き出しの軸と刀の寄せは大切な要素なので、忘れない様に。坐の六本目の稽古では縦に動く事と前後の意識をしっかり持つ事。安易に刀の動きだけを追わない様に。
居合術を学ぶ上で心がけている事は、相手を置く、軸・腕で抜かない、胸、膝などを極力張らない様に気を付けながら柔らく使う事。その上で剣(刀)先を活かす。
一言だと「楽に相手を置く」という事になるかと。