数か月ぶりにスッキリした感じで目が覚めた土曜日の朝。前夜の寝る前の濃いコーヒーの影響かと思いながら自分の体調が心配に…。稽古場にて学生時代の旧友の事を知る事ができ世間の狭さと人の繋がりの不思議さに感慨深いものを感じました。
稽古は歩法から、自分の軸を意識してその角度を調整して動き出しに利用する。前提として腰部、膝の緩みが必要になるがそれは当たり前として。通常、加速、縮地と段階を踏んで練習。速度が上がってもコントロールする事が大切。
身体がほぐれて来た所で、単独で体捌の練習をして二人組で稽古。捌く側の動きに受け手は相手の呼吸を感じて早からず遅からず間を合わせて動く。捌く側は相手の中心を捉えながら体を縦に縦に動かして行く。
その流れで、久しぶりに側面入身崩。入り身をする際に、「相手の軸を取る位置に体を入れる」「肩を回さない事」「体の上下動を小さく」など。受け手は取り手の中心への意識と体を固めない事。
剣術は、小太刀の構えから。短い道具は意識が通しやすいので末端への意識を忘れない事が大切。受入1・2の稽古へ。まだ考案中の型ですが、少しずつ手順が馴染んで来たので、捌く際の体の位置、体を引かぬ事、動きの間を感じる事を確認。その流れで受流、巻落を稽古。(巻落は後で確認したら、手順が他の型と混在してしていた💦)
大太刀は基本組太刀1・2・3・5本目を稽古。特に2本目と5本目の動きの違いを解説。段階を置いて稽古したら逆に混乱させてしまった様で反省…。2本目は体捌で打太刀の刀を捌き落とす。5本目は受けて、打太刀を詰めて間を取らせて、打たせて打ち落とす。この辺りは巻太刀で活きて来るので動きの理解と習熟が必要だと稽古しながら思う。
剣術の稽古で太刀を受けた時に身体が前後に動く事がある。意識してコントロール出来ているなら問題はないが、そうで無いのであれば丁寧な確認が必要。ささやかな動きとして表に出るので、自分では気付きづらいもの。打太刀をして動きを観る事で自分に還元できる事の一つかな。