210828 稽古録
稽古前には、軽く自重トレーニングを行っている。コロナ禍の影響で慢性的な運動不足になっているため少しでも体重が減る様に…あまり効果が無いのが残念だか一歩一歩。
杖は、杖を両股関節の前に当てて膝の緩みで動く練習から。杖をバランサーとして扱いながら両足が自由に動けるに工夫を凝らして。不安定さのなかで必要最低銀のバランスを取れる様になるのが目的の一つなので、転んでも良いのでグラグラして欲しいところ。
杖廻しの松風と縦抜を合わせた動きを何となく作って、みんなで練習。突発の思い付きで稽古が出来るのも主幹の強み。稽古をしながら工夫が出来る事は有り難い。ただ会員が付いてこれない動きだと難儀してしまうのが問題でもある…
組杖は、一本目の愛宕を先週に引き続き練習。打方の突きを躱す事よりも構えを維持して依る事が大切。仕方は構えが崩れてしまうと躱す前に中心ラインを突かれてしまうので、まずはそこから確認。捌き方は、互いの杖の先で交点を作り、肘の緩みで杖を扱い落とす様に。右足を斜め前に出し突き出された杖に対し水平にし、杖は体側斜めにする。
柔術は、軸作りからの立受身各種。前・後・廻りの順番で行う。前廻受身での右足の処理が難儀してしいたので自身の動きを見ていると半身で動いている様子。腕が入る瞬間に足は上側に廻っている。昔、師匠からお尻を斜め後ろに浮かせる・逃がすと云われたが、なるほど。空中前転をしている訳ではないので注意が必要だが。難しく考えず、頭部を股の間に入れ込む様にして貰えれば良い。最重要な事は廻る事で頭部を守る事を身に付ける事なので、後は余興てきな意味合いしかない。
手解きの流れで、天地投げを行う。手解きで受けの肩を詰抜き、取はそこからラインを取り受けの右側に体を入れ、右足で崩す。受けは安易に崩れて自身を捨てない様に注意して下さい。受けはあくまで取りを冷静に観察し、流れを感じ続ける様に各自が工夫を。
剣術は、袈裟打ち(右重・左重)を練習。
①両腕を延ばす事
②切先から動き活かす事
③撞木の作りで刀(木刀)に体を載せる事
これはコントロールに左右差がはっきり出るので受け側は細心の注意が必要です。
特に掛ける側は、引かぬことが肝要。
型稽古は、基本組太刀一本目・三本目、三角切留(初伝使い)を行う。
一本目と華車刀の動きを混在しまい今日は反省!!一本目の左の太刀は、頭部ではなく腰斬りになる打つ位置を注意してください。
三角切留はゆっくりでは有るが、各自少しずつ身体に馴染んで来た雰囲気。慌てずにまずは請流、前足を真っ直ぐ後ろに大きく引いて体を入換えて待ちの頭部へ上段打ちを打ち込む。単純に体を入換えるこれが重要。