古武術稽古会柳心会2025年03月29日稽古録
杖:この日の稽古は、ひたすら引打になってしまった。基本的な動きは日頃稽古しているのでさほど難しく無いだろうと単純に思っていたが単純な話ではなかった。袈裟打ち・軸を立てる・足を引く・引く動きと軸・体重の関係性など会員のポイントが見える様になり各位それぞれ現状の自分と向き合う形になった。剣杖では、引打を組み込んだ形を幾つか行なう予定なので稽古毎に先ずは数稽古かなと思う。

体術・柔:龍形基本功と鷹形基本功を古武道式に改良して、身体操作兼背中を緩めるやり方として練習する。本来は打撃用の要訣を鍛え・開発するための動きなので視点を変えればかなり有益なモノとなる。会員がしっかり理解して覚えてくれているかは……。時々やっていればいずれ効果も出るだろう。
手解:基本的な手解きを毎回行っているので、大分馴染んできた感じ。来月位から間も少し入れながら工夫をしていけば柔の基礎力向上に繋がる。
両手取:肩抜落の部分が各位苦労している。落す感覚が掴めていないのか?下へ押す動きと勘違いしている。この辺りの理解が掴めていないと柔の稽古ができないからさてどうするかな。
小手詰:指先からの螺旋を使って崩す形を取り、最後に小手を詰めておさえる。形の基本が不安定なので再度チェックが必要な感じ。自分自身が適当に動いて形にしたので、要確認。
居合:一文字抜・床返・縦抜と基本の動きから。腹抜突は切先の位置を意識して抜いて貰う。各位拍子をかえながら動きの確認もしてもらう。
坐居合五本目:後への抜きつけと振り返りを解説。振り返った際に横へ逃げないこと。軸の位置は変えずに抜きつける様に稽古と各位の工夫が必要。流れで坐居合十一本目も少し練習する。五本目・八本目の理解と練習が必要な型なので先ずは動きを区切りながら稽古を重ねていく。
坐居合六本目:前方への斬りは、結果的についでのような形になるので囚われ過ぎない事が大切。後方の相手を斬るのが本筋になります。

剣術:華車刀・三角切留・引疲の型稽古から入る。
華車刀:速く打つことに執着して足切りが雑になっている。雑な動きはどの様に誤魔化しも雑なことに変わりが無いので遣るべきことを見直して貰いたい。どの型も基本的には体捌きで繋いで切っていく。速さを出すために手打ちをすると結果的に上達が遠のく。稽古毎の各位の意識が重要になる。これは本人次第になるので頑張って乗り越えて貰いたい。
三角切留:初伝遣いの①は馴染んできた雰囲気。次の段階に入れるかな。
引疲:先週に引き続き分解動作で稽古を進めていく。稽古後に待太刀の打込みを伝えていことに気が付く。来週忘れずに伝えないと……。
間の攻防:興がのって間の攻防と遣り取りを少しおこなったが、理解が追いつかなかった様子。間の攻防には中心への捉えの感覚が大切になる。各位の意識しだいなので、稽古を通して磨き向上を期待する。