古武術稽古会柳心会2026年01月17日稽古録
杖:緩み・廻杖・松風・巴・一人杖・型:組杖1-3本目
体術:膝の緩み・金剛指・体捌き・縦回転・前廻り受身・手上げ・立ち呼吸法・両手取り・手首詰
剣術:構え・基本素振り・廻剣・廻刀打・切返・打ち受け・中心立・下段中心立
型:古傳型一・基本組太刀三本目
居合:一文字抜:腹抜突・坐居合一本目・各自課題

杖術:この日が杖術の稽古開始日、一年無事に楽しく取り組んで貰えればと思う。まずは膝をゆっくりと緩めながら温めてる。杖廻などを組み込みながらゆるゆると繋げて動いて気持ちも稽古モードに。
松風・巴:杖先を意識しながら、丁寧身体の動かし方を優先しながら打込み・払っていく。身体と道具の一致を前提に腕から動かさずに体幹部からの導きでおこなっていく。今年はこの辺りの内在化に向けての文言を増やしていこうと思っている。
一人杖:この日の稽古では各動きを一度分解しながら、精度を上げながら動いていく。この様な稽古の時大切なのは、静止していても内面は何時でも動ける感覚を持ち続ける様にする。意識を切らさないことが大切です。
型:組杖1-3本目
一本目:動きの確認から、徐々に打ち込みを高めながら進める。寄り待ちの関係性とどの様な意識で寄ることが大切になるのかを伝える。初心者から中級へ入るうえで大切な心構えの一つになります。誘いのポイントと杖の扱い方と体捌きの一致を念頭に稽古を進める。
二本目:打方・仕方の間合い・縦回転からの撞き込みなどの先への動きを織り込ませながら稽古していく。打ち返しもそろそろ次の段階に入っても良い感じ。
三本目:この日は、誘いと間の動きを優先し遣り取りを大切に稽古していく。型が壊れることを厭わない意識が大切。打方(打太刀)が動くには理由が必要です。その理由を作り出すことが仕方(仕太刀)の最初の命題になります。初級から中級への大切な理解になります。

体術:金剛指での工夫を少し伝える。稽古時に伝えた工夫が積み重なって身体や動きを高めてくれます。其々が自由な発想で工夫をおこなって下さい。
縦回転:懐かしいやり方で下肢の遣い方を練習していく。腰を横に振らずに縦に割り動かしていくきっかけになれば良いと思う。足を抜いていくことが大切です。
前廻り受身:今年の目標は頭部を自然に入れ込めるようになること。飛んで腕の中に入る事ではないので注意が必要です。頭を入れる・腕の中に入るでは、似て非なる動きなので勘違いしない様に気を付けてください。
手上げ・呼吸法:全般的に良く肘が緩んできた感触をうける。稽古積み重ねが力になっていることが嬉しくなる。間を観る動きもそろそろ稽古できそうな雰囲気がある。稽古の中で腕の持ち方などの注意点を伝える。
両手取:手解きは肘の緩みをいかした形で稽古を進める。ただ引きちぎる様に外すことではないことも伝える。当会の体術・柔の稽古は間を見るところからが、本当の練習・稽古の始まりになります。その雰囲気も少しずつ伝える。
手首詰:護身術的な動きも少し教授する。この様な動きは、怪我を誘発する可能性が高いのでいつもより気を遣う。乱暴にならずポイントを踏まえてこの様なやり方も有るというのを知って貰えれば良い。

剣術:先週に引き続き古傳型で遣う、構え・体捌き・太刀遣いなどを分解しながら稽古していく。やはり動きを引き上げるのに非常に有益な内容だとこの日も思う。先人の知恵と工夫に頭が下がる。
廻刀打:動きを分解しながら練習し最後に繋げて、一つの動きとして数稽古。まずは慣れる。その後に細かい部分を精査して修正していく。肩は廻さない様に気を付けること。足ば気にもこれから順次慣れて貰えればと思う。
打ち受け:受ける位置が大切。少し前で受ける様に工夫することが最初の修正点かと思う。打込みも打太刀の稽古に繋がる導入部分のなので、手を抜かずに相手を見てコントロールを身につけて下さい。
中心立:前に詰める時に拳を落さないこれは鉄則です。過程は見えないものです。結果に囚われずに、なぜそのようになるのかを見極めていくのが稽古と工夫です。打太刀の中心からズレない意識が大切になる。基本は目線です。
型:古傳型・基本組太刀三本目
基本組太刀三本目:この日は後の先を意識し稽古していく。切返も打ち返すのではなく、「抑える」意図と動きの一致を大切に、工夫をして下さい。袈裟切落は、打太刀の動きをよく見て間に合わせて入り、切先をいかしていくことが大切です。特に身を引くと癖になるので気を付けてください。

居合:腹抜突きは、「撞き込む」動きが重要なポイントです。それぞれの段階で意識して工夫してください。切先の方向と位置がずれない様に気を付けて下さい。
型:坐居合一本目・七本目(居合稽古)
坐居合一本目:切先をずらさない・腕を立てることにフォーカスして稽古していく。廻刀の動きは受け流しの働きが内在していることが、前提になります。ただ腕を回して動かすと重さを処理できないので、気を付けて下さい。
坐居合七本目:軸の浮き上がりと鞘引きの一致。前足の歩幅について・左足の引きと浮き沈みなどにフォーカスして稽古を進める。七本目の難しさを抜きながら実感する。動きとしては単純明快ではあるが、なかなかどうして思うように抜けない。人をおくという事は難しいものだと改めて思う。
