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Blog 稽古録

2021年2月27日 稽古録

先日、数か月ぶりに身体を診て頂いている「目白鍼灸マッサージ院」の先生に鍼を打って貰い、身体の中の流れが大分良くなった。稽古で心身を払ってはいても限度があるから適度に行かなければと反省。
※目白鍼灸マッサージ院の先生は、スポーツ経験者等を数多く診ている先生なのでお薦めです。

稽古は、肩回しから。簡単な肩のストレッチでほぐしてから、胸、背中を使って肩周辺を動かすやり方を紹介して、半身での腕廻しへ。これは、後ろ膝の開閉と腕の動きを一致させなるのがポイント。

体術
 半身構とチェック…対人で前後での半身入れ替えの確認。後ろへ動いても軸と自分の空間は維持する様に。後ろへ動くと追い込まれ易くなるので動きの確認になります。
 正面打小手返(引崩)…入身はしない。受けの打ちのラインを素直に受け入れて相手を崩す。受けは相手の中心を柔かく追い、固めない事。転換から縦に受けを崩して小手返へ。※入身するやり方を展開として稽古しても良いかも。

剣術
ここ最近稽古不足の素振りから。構えと素振りは基礎基本、迷ったらここに戻れば良い。
素振り…正面斬り三種…ポイントを明確にして区別して行う事が大切。その上で統合して型稽古で活かして行く。上段付…体を剣に入れて斬付の意識を忘れない様に。上段からの打ちはこれが基礎になります。廻刀…かなりしっかり解説。腕を捩じらずに片手で扱わない事が大切。
斬落…素振りの流れで行ってみる。剣体の一致で行う。今回は足を入替ながら。
型稽古…基本組太刀三本目と華車刀。華車刀の受けは、捌かずに慌てずに剣(刀)を立てて守る事。寄りは、腰斬りを丁寧に。体捌で受ける事は、腰斬りを防ぎ、返す事が出来る事が前提になるので行う場合は、気を付けて行う。

居合術
 腹抜きから切先返しへ。切先返の左側の使い方は大切な動きなのでしっかり体得して貰いたい。観る時に全体を俯瞰して見て、刀と腕の使い方を雰囲気でまずは掴む事が大切。坐の八本目「透肩井刀」九本目「左撞留刀」をレベル別で稽古。八本目は切先返の際に体と一致して動く。九本目の左撞の際に軸の位置と固定したバランスを取らない事。不安定さを恐れない事。