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打太刀の稽古

古武術稽古会 柳心会 2022年3月26日 稽古録

杖:膝の緩みからゆっくりとほぐして、縦の動きの練習へ。

縦の動きで気を付けるポイントは①道具が主で体は従②道具が中心線上を動く様に③杖先を(両端)を意識して④進行方向を捉え続ける この基本がしっかりとできる様になると様々なところに波及して先々良い感じになるので習得してもらいたいところ。

三方突:最後の縦回転時、杖先の使い方で良し悪しが決ります。これができるかどうかで対人への対応が可能かどうかポイントになるので忘れない様にして貰えればと思います。

柔術:軸の傾斜による歩法練習から、通常歩法、縮地歩法と繋げて練習。歩法は基礎にして基本だからこれから毎回稽古したほうが良いかな。

型:撞木小手返

歩み寄りから。縦軸の回転で崩すやり方で練習。ポイントは、①捕りは受けの肩をしっかりと抜きを掛ける②右膝で受けの中心を捉え前に③受けの腕の崩しと捕りの膝使い(撞木の作り)を一致させて使う様に。

剣術:道具を扱う上で大切な事は、両腕の肱を楽にしながらしっかりと伸ばす。これが体得できないと間合いを図ることが難しくなるので初心・上級者の区別なくいつでも確認、修正を心掛けたいもの。

稽古は、各種素振り・袈裟打ち確認と切返・中心立・受流など。

打太刀の打ち方についても解説。打太刀はただ打つのではなく、その時の稽古を成り立たせる打ちを心掛けなければいけません。打太刀しだいで稽古の質は如何様にもなります。仕太刀を活かすも潰すも打太刀の打ちに掛かっているので、古来上位者がおこなうものとなっています。

打太刀は斬りの意識を大切にしているので柔らかく途切れず相手の中心を意識(捉えて)して打つことが基本。打ち一つとっても、軽く・重く・固く・柔らかく・雑に・丁寧に・振る・打つ・斬るなど多種多様な「かたち」があり、その時の場しだいで臨機応変に求められます。私も含めて稽古毎に対応する工夫が必要になりますが、難しく思わずまずは丁寧に迷わずに打てる様に。

型稽古:基本組太刀三本目・三角切留・右旋左転

右旋左転:この型の難しさは、寄太刀より待太刀の体捌と剣捌き。受け流された段階で裏を取られるので、そこからの挽回は非常に難しく形が取れる様になることが大切。また寄太刀は太刀筋に従って請け流すことを学び始めます。

 坐構小手崩:当身と軸の浮を初動として、小手を軸で崩す。その場で考案したにしては稽古のまとめとしては良いものだった。