4月に入り、東京の桜も見納めになって来た今日この頃。気持ちは前向きにと思いながら稽古場へ。
杖の自主稽古では、基本構えを少し解説してから、縦の動きをしっかり練習。杖は縦の動きを通して、足の運び、前後の意識を学ぶのに良いので今日から杖を始めたSさんは気長に頑張って貰えれば。巻き落としも練習。
体術は、肩の巻落(内・外)を中心に稽古。肩から中心へ繋げて、軸を崩す様に練習してみる。相手の中心を意識して技を掛ける様にするのが最初の一歩。そこから何処を起点に掛け始めるか、互いに柔らかを持って稽古をして貰えれば。
剣術は、各種素振り・受けの形を確認してから中心立と受流へ。受流のポイントは打ちとの交点を下げずに落とす事が大切。刀を柔かく扱う事。初めてやる人が良い動きをするのは、刀を固めず柔らく扱う素直ところがポイント。どの段階でもその素直さを大切にしたいところ。中伝組太刀の2本目を久しぶりにやったところ、寄り・待ちの動きが混乱してしまった。(反省!!!)待ちは抜きではなく中心立で、寄りは中心を立てられたらその動きに合わせて間合いを取る様に。
居合術は、坐居合の十本目を少し説明。鞘寄せ、鞘出し、抜き出し、切付、二の太刀の斬り。手順を丁寧に、特に二の太刀の斬りは難しいので慌てずに。