今日は朝から比較テンション高めで起きれたから良い感じだったが、稽古場に行く途中でコートのボタンがとれたのがマイナスで一日気を付けようと思った桜日和。
自主稽古は、杖の廻しから。上半身や腕だけで扱わず、體で扱う様に丁寧に。廻杖は、全身を繋げて扱う事をしるには良いきっかけに成る。巴での杖の扱いについて少し解説してみる。杖の長さを存分に扱う事が大切。上下の袈裟打ちを繋げて、相対で稽古をしてみる。この流れで整理したら、型になるかな。
通常稽古は、正座からの立ち上がりから礼法へ。礼法のポイントは、場と相手を捉えて感じる事。その流れの中で手刀打ちと受けを込み込んで、稽古してみる。
体術は手解肩返を軸と中心へのアプローチとして練習。手解きから、受けの背後に廻るさいの位置には注意が必要。あと相手との間(空間)は半身構えを参考に。
剣術稽古は、構え、素振りから。動きの手順・構えの雰囲気を覚えたら、それぞれが深めて行く形になるので各自で工夫を。軸と緩み、末端への意識と相手への意識など。
剣術の基礎稽古として、受けと中心立。受けの打ちは、力まず丁寧に体を自然に入れて打つ様に。上半身だけで打たない様に注意が必要。受けは打ちの動きを良く捉えて、焦らず三角の守が出来る様に。ここは自分も苦労したので焦らずに。中心立を行う上で初心で気を付けるのは、受けが八割、中心意識が一割、立てが一割かと。
剣術型稽古は、三角切留(初伝)を徹底。実際の三角切留は、呼吸の遣り取りと中心立をスピーディーに行う面白い型ですが初心で行うには難しく動きが見えないので、段階において稽古する形へ。以下、柳心会での初伝手順。
寄:①車から待ちの肩へ斬りつける
②待ちの斬り落としを請け流し受ける(体捌をしても下がらない)
③体を入換えて上段打で真っ直ぐ待ちの面を打つ。
待:①車構えで肩をしっかり斬らせる心積りで待つ。
②斬らせてから軸移動で傾斜を作り自分の中墨に刀(剣)を通して、
寄りへ切り落としを仕掛ける。
③寄りの上段打ちを受けて中心立を行う。以下略。
型を覚える時は、全体を俯瞰して大まかに全体像を捉える事が大切。