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坐の七本目

前肩井刀 (裏六本の一本目・坐の七本目)

 右膝を立てると共に右の手を以って柄を握り立ち上りながら腰の刀を抜き
上段より前へ抜き打ちになす事にありて鞘に納むるは前全断にて坐するなり

納刀は向覃中刀と同じ

 前肩井刀は、居合の基礎の動きを覚えたら、初心から教える型の一つになります。自分もその様に師匠から教わり、十年以上抜き続けています。手引きをみて判る様に手順は非常に単純で学びやすい型です。覚えが良いかたなら一度みれば、それなりに抜けてしまいます。軸と鞘引、剣先の意識の一致で抜き技とします。兄弟子が非常に上手く抜くので良く参考にしています。

 自分のこれまでの経験を振り返ると初心者ほど達者に抜きます。先の稽古録でも書きましたが、当会の初心組がそれぞれの形で上手く抜いていました。自分もそこから学ばなければいけない感じでず。
 自分の我が出やすい型なので、自分の抜きを知るには良い型とも言えます。