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突きと間

古武術稽古会 柳心会 稽古録 2022年6月11日

杖:一人杖(表・裏)の手順確認を行ってから、各自のスピードで練習。一つ一つの手順を正確に行うことは大切ですが、それだけで終わってしまっては稽古として片手落ちなので自身の速さの中でどの程度出来るのかの確認を兼ねて。武術として考えると基本どの動きも「速く」なければ意味がありません。ただし稽古としては其処に「精確」が求められるのでどの程度の速さなら現状できるのかを知ることは大切になります。日々の稽古のなかでその「速さ」を上げていくことが修練となると考えます。
型:六本目の形が定まってきたので、練習。打方との間合い・拍子の取り方の良い練習になったかと。一・二本目も細かい部分も修正も。

柔術:肩の抜きから崩しに移行して膝の緩みに拠る受けの学びを。受け方の基本は、地面の近い場所から体の節を緩めて崩れていく形となります。その上で自身の急所を守る様にしていきます。掛け手は崩し過ぎず、受け手は受け過ぎずに動き互いの学びになる様な形が取れる様に主題を掴んで貰えると次の稽古に繋がると思います。
 稽古日前日に空手家N氏の稽古動画を拝見して、その間合いと拍子の稽古風景に影響されて久しぶりに「間と中心」の稽古を。当会において対人対応の根幹となる技術・思想を単純な形で練習。この稽古で大切にしたいのが、リズムや予想で動かないことになります。

剣術:切返稽古の一環として、間詰切返を練習。腕の動きを最小限に体の入換で打ち、重さを掛け、速さも出していきます。その後は、打ち受け、中心立など基本技術の確認を。下段小手も久しぶりに。

型:下段後手・木葉落
下段小手:受ける際は、前に入る様に刀の中央部で受けることを念頭に。立てる際は中心を詰める様に。
木葉落:請け流す際は、斜め後ろへ捌き流す。刀で体・腕を守り請け流しに入るので刀の位置と斬りのラインを掴む感覚が大切。そして打太刀への意識を切らさない様に。

居合:各自課題を中心に。坐居合九本目の左撞きの確認が必要なので下記に要点を。 坐居合九本目:左撞き
この動き前提として、坐居合八本目の腹抜き・左手の所作の習熟が求められます。
①右斜め前への体捌と腹抜きを一致させながら刀を抜いていく。
②右足を前足(左足)に交差させ前に出す動きと一致して抜き出した刀の切先を撞く。
この②の動きをする際に、左手の位置がズレやすい様なので気を付けて欲しい。
左手は刀に添える形となり、刃の側面に指の腹が当ります。刃が無くても刺し、切り等のケ怪我に繋がり易い部分なので、ただ何となく動かないことが肝要です。