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場と縦の動きを重ねて

古武術稽古会 柳心会 2022年7月2日 稽古録

 杖:膝の緩みから巴へ。巴の動きは縦の動きの確認、修練に適しているので時間をかけて練習。一人杖の動きを確認後、組杖二本目へ。
 組杖二本目:稽古をしている中で、動きに疑義があったので昔の映像を探し出して、今の動きとの違いを確認。改めて何を学ぶ為にあるのかを周知、解説。二本目の縦回転時に杖先が何を捉えているのか、杖を滑らし扱く動きができているかなど。捉えはしっかりしていても衱が甘ければ打方に詰換えられるので、習熟度合いを測るポイントとも云える。

柔術:躰の緩みと受けに付いて。部分的な脱力は、ある程度稽古を重ねているとできる様にはなる。その先の躰と中心の繋がりの練度が柔術を稽古するためには大切になります。当会の柔術は柔らを本心として稽古を重ね剣に活き対応することを目指しています。上記のことを踏まえて、坐技呼吸法と柏手返を練習。

 坐技呼吸法:上半身に掛けて、受けの下半身へ繋げて崩してゆくように。受け側も取手の流れを感じられる様に。
 柏手返:古伝ではポピュラーな技だが会員はほぼ初見の技なので、丁寧に解説をしながら練習。関節を極めて崩すのではなく、肩の詰め抜きを活用して。

 剣術:通常の切返を練習してから、間詰稽古へ。技術自体は、上位に属するものになるので出来なくても一つの指針を知ることができれば上達へつながるので。
 ①剣の切先と身体の入換へを一致させる②中心を絶対に空けない③腕の伸縮を極力消していく。そして一番重要なことは、しっかり守る受けを自身最速で動ける様にする。
 中心立から連なりを学ぶ形で動きを重ねてみる。型は様々な意識の変化を形として表し一連の動きとして規定し型として表現してゆきます。手順にはそうなる「理由」を添えるともいえるかも知れません。師匠はそれを「遣り取り」と端的にいっていましたが。稽古でおこなった動きを通して、遣り取りを感じて貰えれば。

 居合:坐居合三・五・九本目を稽古。
九本目:この型は坐居合八本目の出だしがある程度できた上での構造となっています。その抜き出しに合わせて右足を右斜め前へ躰を捌き、左下へ撞く形へ。この際の左手位置が一つ目のポイント。そこから左撞きをおこない切先返へ入ります。この日の稽古では、切先返から三の太刀に至る太刀捌きを実演。縦の太刀捌きになる様に各自工夫をして下さい。