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型の雰囲気を大切に

古武術稽古会 柳心会 2022年7月9日 稽古録

杖:先週に引き続き畳み部屋での稽古なので、縦の動きを中心に稽古。膝の緩み・巴・袈裟打・基本受け形など基本を確認。特に巴の体捌、背面からの打ちの動きに少し時間をかけて。
組杖は1~4本目を単独動作で動きを確認してから型稽古へ。
・組杖3本目:切先返の杖先が、打方の中心から少し遠い感じが見受けられる。この杖先の位置が遠いのは心理的な部分が関係しているので、原因を考える事が大切になります。
・組杖4本目:最後の極めをする際のポジションは基本として、打方から反撃を受けない位置になります。互いの位置の関係性も目を向けても良いかもしれません。

居合:腹抜・壁抜・縦抜と基本の動きをゆっくりと確認。特に鞘引を導く左手・左股関節・左膝・左足首の連なりの大切さを各動きの中で感じて貰えれば良いかと。
・坐居合1本目:軸の倒しを使っての抜き出しから練習。抜き付け・体捌(刀捌)・斬り・納刀と複雑な動きを型の中で学ぶので各自の段階で稽古。

学びのコメント
・型の動きを学ぶ際に、個々の動きに目を向けるのではなく型全体の雰囲気を掴み真似る事が大切。細かい動きの確認や修正はそれなりに覚え動ける様になってから。
奇麗な型より動けている形が大切。

剣術:切落しから中心立への変化を真面目に解説。互いに相手の中心を捉へ抑えることが本質。目に見える形態は違うが行っていることは同じ。師匠に指導を受けている時に様々な状況でこれらのことを学んでいたのかと思う。上位の型では、線・点で表現するが現状は面で学んで表現している段階かと。
型:基本組太刀1・3本目
・基本組太刀1本目:打太刀の動きを抑え仕太刀は最後に勝ちを納めます。その最後へ向かう動きを呼吸にフォーカスして稽古。一組が最後の方で遣り取りが観える動きを少ししていたので良い稽古になったかと思う。

柔術:座技呼吸と柏手返を稽古。
柏手返では、手を解いてからの受けへの急所打ちのやり方などを少し解説。護身術としておこなってはいないが基礎知識としては知っていて貰いたい。当会では関節で掛けることを主にしていないので、そこにフォーカスすると稽古の本質を見失い易い。日頃稽古している肩の抜き・詰めと中心への繋がりと捉えを大切に。