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徒然稽古録~35~

古武術稽古会柳心会 2023年08月26日稽古録

 久しぶりに自主稽古時に二尺四寸の居合刀で何本か型を抜いてみる。特に長さに寄る感覚の違いは無かったが、居合刀の軽さに妙な違和感が手のひらにあり少し考える。さらに何本か抜くことで違和感はなくなったが、軽重・道具の変化による内観など見るべき点があったので良い稽古になった。

 杖:基本の突きについて少し意識の方向を定めてしっかり練習。意識が強すぎると固くなり易いので日頃はさほど意識させていないが、それで弱弱しい突きでは宜しくない。場に適した扱いができる様になることが大切。三方突の稽古では、形よりも流れを優先して動いて貰う。

 型:組杖七本
 二本目:打方からの打ちしっかり受けないのは問題。過不足なくしっかり受けて返していくのが前提なので受ける様に。返しの打ちをする時に両腕をしっかりと伸ばすことが大切。慣れている人でもなかなか腕が伸びないので、明確さを持つように。
 四本目:打方の中心を捉え肩抜きを掛けて崩すが、肩抜より中心の抑えしっかりとする様に。前段階の型をつくることも必要かと思案中。

 柔術:後受身で片足を上げておく意味と後ろ廻り受身への流れを解説。解説したことを実際にする機会は無いだろうが、後ろへ敢えて崩れて空間をつくり身体を守る技術とするのは、柔らかい動きの工夫としても大切なこと。
 脱力落:真下へ落下する動きを受けにどの様に伝えるかが最初の一歩。特に受けが自分から固定してくれた状況での稽古ではないので。次に手首の力を抜き柔らかく当てることで肩抜きを掛けて崩す練習もする。横軸方向と縦軸方向で練習。

 型:撞木小手返・落葉
 三角詰・返しによる両肩の抜き・手解き時をする際の指への働きなどの柔術の基本的な動きも型をとおして練習。型という不自由な中で多様な感覚を掴んだ上で自由に動けるか。これがより自由な動きを育てる基礎となるのかと思案中。部分を良く稽古してもそれはあくまでも部分であるので多様な展開への礎には成りづらいのではとも。

 撞木小手返:小手の返しと撞木の開きの一致が大切な部分。腰を廻さない様に気を付けて。
 落葉:肩抜から真下への崩し誰に対してか。また抜きを掛けた場合、崩す位置が変化するのでそのあたりの感覚も気付けるように。

 剣術:居合腰から後ろ膝を柔らかく使う素振りを練習。この動きのポイントは、①腕を使わない②膝を揺りかごの様に柔らかく前後に使う。この二点ができれば問題ない。丁子での受け、基本組太刀六本目などで使う技術でもあるので。各々しっかり身に着けて貰いたい。

飛龍剣:膝の緩みによる初動と袈裟打ちを合わせて最速で打ち・斬りかかる見た目が派手でおもしろい太刀。相対でしっかりと打ち込み稽古。受けると木刀を壊しかねないので、受けずに躱すことが大切。

型:三角切留
 切落稽古の流れで、肩へしっかりと打込ませて練習。基本は身体を動かさずに軸を立てて、受け流す姿勢をつくる。これを理解せずに身体を後ろへ逃がしても斬られて終わるので慌てずに身に着けて段階を踏むことを忘れずに。
 傾く動きをする前に身に着けるべき動きがあるので、そこから始めれば誰でも形として表せるようになります。

 居合:一文字抜から鞘落とし、三拍子での腹抜突きなど基礎の動きから。その後は各自の課題稽古。最後に合わせ抜き。
 滝上:鞘出しが大切な型なので、必ず胸元へ鞘を寄せて出すこと。手首に負担があるので数抜きで修正しない様に。
 坐居合六本目:刀の動くラインと振りむきを一致させる。
 坐居合七本目:鞘引きと軸の浮き上がりの一致と体と斬りの一致が大切。