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Blog 稽古録

間と間合いと拍子の学び

2021年11月6日 稽古録

杖:この日は、身体を軽く動かして、膝と股関節、骨盤周辺を緩めてから組杖の型を流して稽古。

一本目:愛宕 仕方が打方の中心への捉えを外すと交点が出来づらくなるので「付ける」意識の使い方を忘れない様に。各自手順は問題がないので、個々の良い部分を活かして工夫をしてもらえれば。

二本目:浅間 打方は、仕方の間を捉えて打ち、仕方は膝の緩みを使って切返す。最後の縦の動きは杖先を相手へ活かしながら動く様に。袈裟打ちの技量がでるので、基礎の素振りを丁寧に練習して欲しいところ。

三本目 赤城 打方は、上段からの打ち。仕方は、誘いと入りの学びが必要。間と拍子と遣り取り。

四本目 富岳 受けの抑えと柔ら的な技術の工夫。打方の打ち、癖などで崩しの方向と流れが変化するので相手を観る良い学びになるかと思う。

柔術:各種受け身を細かく練習。受け身の本質は体を柔らく守る事。その他の事は基礎が出来てからの余儀、工夫なので本質を忘れない様に。後廻が各自苦手な感じなで軸の意識を使って動いてゆくように身体を導く。あとは柔軟性で受け方を解決しない様に。

型:突入。先々週から始めた柔らの方向性を確認しながら練習。単純な動きだからこそ見直すべき事柄が多々あり観えてきます。一つ一つ確認しながら。体捌で受けを崩す事を忘れずに。

剣術:小太刀

小太刀での構え、各種受け方を確認をしてから「間斬」の稽古へ。この型は、間・拍子・間合いと相手との遣り取りが初心者から学べる良い型。この型で刀を「立てる事」による守りと「付け入る」拍子が判ると他の動きに良い影響が出ると思う。