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Blog 稽古録

雨水と稽古

2022年2月19日 稽古録

杖:膝の緩み・廻杖でユックリと身体を温めて動ける状態へ。掛かり打ちでは巻打ちを練習してみる。巻落としの応用としてやってみたが面白いものだ。

型:組杖三本目・五本目を稽古。三本目の間合いと打ちの拍子に注意しながら。寄方の意識の持ち方が曖昧だったので改めてやり取りの前提になる事柄を解説。その流れで五本目の打方(横払)の稽古しながら、この間は三本目と同じだなと改めて確認。刃の無い道具は打ちの拍子と間がより重要なので、刀や剣と違う意味で道具の学びが深いと感じる。

柔術:体捌から四方崩へ。縦の動きの確認として良い感じなので型として整理しようと思う。今は交差から入っているが、打ちや胸取からおこなっても面白いかも。重要なことは、縦の体捌の確認と抜き落としが出来るかどうかなので。

剣術:動きながらの素振りを幾つか練習してから、切返・各種受けと打ち・中心立の稽古へ。置きに行く打ち・留め打ち・拍子の流れが悪い打ちと色々とあるが、打ちで大切にして貰いたいのは中心への意識を切らさない事。

型:基本組太刀三本目の動きを確認。打太刀の袈裟打ちを正面から打ち勝つのは技量にかなりの差があるか、道具の違いがなければ難しいので「袈裟切落」をしっかりとやる様に。

打太刀も安易に譲らない様に注意が必要。打太刀も仕太刀も最善を尽くすことを大切にして貰いたい。その結果、打太刀が勝つ事も大切なことだと思っています。

三角切留:集中して稽古を行っている効果が出てきて良い動きが増えてきた。初伝遣いの完成形を少し解説。初伝遣いといっても師匠から教わったモノに段階を増やして分解しているだけなので大したものではないが形になってくると嬉しいものだ。

巻太刀:正確な車之打とその拍子と間の学びになります。車之打を深めていって下さい。横振りにならず切先を活かした縦の動きが大切です。

居合:座構を練習。自分も含めて如何に動けないか学べるから面白い。少しずつ何を学ぶのか観えてきたので有難い。