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中心を観る

古武術稽古会 柳心会 稽古録 2022年4月23日

杖:基礎の袈裟打ちをする際の間合いの確認をしっかり行ってから、型稽古へ。

組杖1~3本目まで稽古。

組杖1本目:型の手順はまずまず。打方の突きに対して仕方は交点を作りながら捌く事で躱すが、その際に杖を引いてしまい打方に突きこまれてしまう事が多い。交点をずらさず、体の側面に杖を揃えて構えられる様に。

組杖2・3本目:型の手順は単純なのでその分現状が良く表れます。どの型でも言えますが、相手の中心を捉え(初心者は観る)漫然と寄らないことが大切です。この心持を習得することが型稽古を行う上で大切です。

特に3本目は間合い・拍子などを含めた「間」の攻防に特化し手順は最小となっていますのでこの要素を学ぶのに最適化もしれません。

柔術:杖の稽古を踏まえて、中心感覚を捉える内容で。主に素手の稽古が主となる柔術において対人の中心感覚を磨くのに最適な練習は、組み手・ライトスパーリングとなります。本来の型稽古であれば、たとえ素手であっても打つ・突く動きというのはそれなりの意味があり上記の稽古に劣らないものになりますがまだまだ難しいので折衷の動きで練習。

抑え中心取:交差状態から、受けの腕を抑えて捕りは受けの額付近を手のひらで抑える。

交差中心取(仮)・入身崩:前段階の動きを踏まえ、型として受けを崩す稽古へ。目先の動きに惑わされず取れる様になって貰えれば良いかと思います。入見崩をする際に、足捌きが受けの足を引っ掛けている様に感じる方がいる様ですが、それは百害あって一利なしなので気を付けて下さい。対人の応用技術として、その様な技術もありますが観るべきところはそこではありません。

剣術:相対での正眼寄り・打ち・受・中心立をしっかり稽古。会員の歩みによる打ちの強化は課題となっている。段階的に修正しながら淀みなく打てる様になることが目標の一つ。

型稽古:華車刀・巻太刀・右旋左転

華車刀:足切りから腰斬りへの体と刀の切返と待太刀の受け方を解説。待太刀の受け方は、第二段階への橋渡しになるので覚えて各自工夫を凝らして自分のモノにして貰えれば良いかと(そもそもこの技術は師匠から教わっていない工夫なので、この先教えるか不明……)

巻太刀:この型は、待太刀は車之打・寄太刀は寄りが上達してこないと本来は型にならない難しい型です。動きが単純なためか勘違いしている雰囲気があることは残念。また車之打を巻落へ導くのも本来は至難の技です(師匠はそれを段階的に個々の上達・自得を促しながら型になる様に示してくれていたかと。)

右旋左転:改めて型の手順を確認。寄太刀は、斬りのラインに受け流す。待太刀は体捌が難しいので慌てずに。そして寄太刀は、互いの位置関係を掴んで裏を取れる様に。

居合:坐居合六・七・十本目・座構

座構の稽古も少しずつ馴染んできた雰囲気。居合の本義は稽古をする人それぞれで良いのであろうと。本義を考える時兄弟子の言葉をよく思い出す。先に稽古をしたものとして少し伝えられば。