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構え 正眼

構え
当会剣術の基本構えは、六つあります。

①正眼②上段③下段④八相(左右)⑤車の構え⑥逆車の構え

今回は正眼の構えの作りと柳心会における構え作りの注意点を気の向くまま
※それぞれの流儀・会派・その指導者によって同じ様な構えであっても求めるべき事が違う事が多々有るので、正非を論じない様に。
撞木 正眼経過※写真は居合の斬りの経過動作中ですが、雰囲気はこの様な感じです(足も腰構えではなく撞木ですね)

つくり
下半身:両足を揃えて立ち、右足を前、左足を後奥に下げて前後に開き(足幅は無理が無い範囲で)左足踵を上げて、左膝を自然に曲げて自分の中心軸の上に体重を乗せて(前後5:5)腰構えを作る。

上半身:木刀を右手が上、左手は下に柄を持ち両腕を延ばし、剣先が額の高さに成るようにし切先を前方に利かす様に持つ。(刀は自分の軸線と一致する位置に置く様にする事)

ポイント:頭頂・両肩から前方へ水平線を引き刀を持って三角形が出来る様に引きその三角形の中に体を入れる様にする。
この正眼の構えが基本になり剣術の稽古が始まります。正眼の構えで道具に体を合わせる、乗せる事を初学とし、多様な素振りを正眼の構えから始める事でただ上げて、ただ下す事・守る事・附ける事の難しさを学び始めます。

※足構は前後、撞木足の二つが基本とし適時学習状況に応じて変化させてます。